陶器のコーヒーポット&ドリッパーセット
made by doppo
13,800円(税別)
能登島の生活から生まれる道具 | notodesign でコーヒーポット&ドリッパーセットを見る
能登島の陶芸家doppoの藤井博文さんと一緒に製作した、花びらのように波打った形が特徴のコーヒーポットとドリッパーセットです。
ドリッパーの花びらのような形が美味しいコーヒーを抽出する秘訣。
陶器の言葉では輪花(りんか)といって、ちょうど花弁が開いたような放射状に起伏を設けた形をしています。
その上にペーパーフィルターを載せると、花びらの一枚一枚の凹んだところに隙間ができ、そこからコーヒーが滴り落ちてきます。
花びらの形は型を作り、陶土を型に押しつけて製作しています。
ドリッパーの下の花びらが集まる部分は型では製作できないほどに細かい部分。
型から外した後に手で削って仕上げています。
繊細な作業ですが、ドリップの落ち具合がここで決まるのでとても重要です。
コーヒーがちょうどいい速度で滴り落ちるように、花びらの枚数、深さ、釉薬の付き具合を試し、
試作ごとに実際にコーヒーをドリップしてみながら検討し、花びらの形状が決まっていきました
コーヒーポットの注ぎ口には急須のように細かいアミ(茶漉し)が作られているので、
ティーポットとして使っていただいてもまったく問題がありません。
もちろんアミの穴も手作業で空けています。湯のキレもとてもいいのです。
色は艶のある茶色の飴釉(あめゆう)タイプと落ち着いた質感の白マットタイプの2種類があります。
毎日使っているとコーヒーの色もだんだんついてきて、
愛着が湧いてくる陶器のコーヒードリッパーです。