2010年2月21日

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大家さんに鱈を一本頂きました。
ここ数年は希少だった鱈、今年は大量だそうです。

鱈は捨てる部位がなく、頭から、目ん玉、胃袋、肝臓、真子すべて食べ尽くします。
でもさすがにこの大きさだと鍋だけでは飽きるのでいろいろと試してみましたが、
詳細はこちらででも・・

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僕のお気に入りは昆布締め。
そして昆布締めに合う酒といえば雪中梅。
刺身に移った昆布の香りと、酒の香りが同じ濃度で体に溶けていくようです。

鱈は捌くのがめちゃくちゃ大変でしたが報われた感じです。


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先月末、東京に行く用事ができた時にちょうどアリエルのコンサートに行くことができた。
アリエル・アッセルボーンはアルゼンチン・フォルクローレをギターと歌で演奏するミュージシャン。一昨年に行われた、七尾鳥居醤油店での醤油蔵で、つのだたかしさんとの共演を見る機会があった。
その時は蔵という限られたスペースでのコンサート、目の前で生の演奏を聴くことができた至福の時間だった。打って変わって東京での400人を収容するホールでの演奏は超満員、それでも一人変わらずアルゼンチンの風景を謳うアリエルの歌声は相変わらずすばらしかった。
故郷から遠く東京に住んでアルゼンチンの風と大地の歌を歌うアリエルの表情はいつもどこか寂しげ。コンサート後に挨拶をすると能登でのことをとても懐かしがってくれた。是非能登でまたアリエルの歌声を聴きたいです。鳥居さんお願いします!













ちょっと前からツイッターを試みています。

http://twitter.com/narayuu

最初は全く分からなかったがふとした時に面白いと思いました。

140文字という限られた文字数が以外と多いということ。誰かに何かを言おうと思ったときに140文字で足りないということはまずあり得ない。日本語の場合、欧文と比較して伝えるための文字数が少なくてすむので、表音文字文化圏よりも内容の濃い(?)話がなされるのだろうか。

デザイナーの原研哉さんもつぶやいているのを発見。
原さんにはかつてシャチハタのコンペで原賞を頂いた経緯もあってちょっと身近に感じています(かってに)。
何だか原さんが誰かとしゃべっているのを横で立ち聞きしているような気分です。
原さんだけでなく、なんだかがやがやしたカフェの中でいろんな声が聞こえてくるような。

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そう思ったら何だかイタリアを思い出しました。

イタリア語がようやく片言しゃべれるくらいの頃、ヴェネツィアの小道を友人と話しながら歩いていた時に前から女の人が歩いてきました。
珍しく僕の方がなにかを友人に力説していたのですが、女の人がすれ違い様にこちらの話に突然割り込んできました。

「si. si. te lo faccio io.」
(「はい、はい、それ私がやってあげるわよ」)

僕は唖然として立ち止まったのですが、女の人はニヤッと笑って構わずに行ってしまいました。
そして僕の友人もニヤニヤ笑っています。
彼が言うにはこの言葉のフレーズは通りがかりに相手の話に入る遊びの常套句だということでした。
話の内容は分からなくてもすれ違い様にタイミングよくこの言葉を発するとまるでいままで会話していたかのようにその場のやり取りが成立してしまうのです。そんな遊びって・・

それ以降、気をつけると確かにたまにそういう場面に出くわします。
そんな一瞬だけじゃなくてもカフェやバーでは隣の話に入り込むのも日常茶飯事。
イタリア人は言葉のやり取りを日本人以上に楽しんでいるなあと思っていました。

そんなイタリア人にとってツイッターはどんなツールになるのか。
リアルなおしゃべりで埋め尽くされているイタリア人の日常にネット上のつぶやきがどこまで浸透するのか興味があります・・


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ヴェネツィア住民のたまり場カンポ(広場)サンタマルゲリータ。
真冬でも晴れた日は必ず人が集まってきます。

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こんな写真も。
セリエAの試合をバール(喫茶店)の軒先でみんなで観戦。
こんなちっちゃいテレビなのに?!
帽子をかぶっているのはゴンドリエレ(ゴンドラ漕ぎ)・・仕事は?

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こちらはワールドカップの時だっただろうか・・
運河で行き止まりの小道をサロンに変貌させています。
そしていつものちっちゃいブラウン管のテレビ。
そんなの関係なく怖いくらいこの後盛り上がりました。






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能登島の陶芸家、藤井博文さんとのコラボレーション。
doppo +NDの第一弾です。

藤井さんの高い技術を要する個性溢れる作品とは打って変わって何の変哲もないただのお皿。
・・・ですが、使い勝手、サイズ感には細部までこだわってつくりました。
きっと毎日の食卓の影の主役となるでしょう。
我が家では既に使用頻度大。

今後も普段使いのうつわ達を藤井さんとじっくり考えて発表していく予定です。

doppo +ND 粉引オーバルプレート





2010年2月 1日

亀戸天神の梅

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東京に来た折、昨日馴染みの深い亀戸天神にぶらりと行ってみると梅が咲いていました。
雲一つない晴天。
さすが太平洋側!と浮かれていたらなんと今日は雪になりました。能登にいるときと同様テンションが下がりました・・



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