2010年10月23日

大物日和

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朝起きると玄関に魚が置いてありました。
しかも超特大・・シイラが二本も。
大家さんからの差し入れ(と言う域を超えている気がするが・・)でした。
こんなでかいのどうしたらいいの?ということでシイラ一本は藤井さんに持ってけと言われた独歩炎に持ち込んだところ・・
魚は奥さん担当という藤井家に肝心の幸江さんがおらず、藤井さんはWeランドの秋元さんにすかさず電話。
「包丁持参で来てくれ。」と

待つか待たないかの間に到着した秋元さん。
当然出刃と柳持参です。

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早速外に作業台を設置すると、魚の捌き方講座が始まりました。

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・・さすが師匠。

ちなみに2尾目は試しにやってみろと言われ、出刃を握りました。
及び腰の様子がWeランドのblogに掲載されてしまいました・・

http://blog.livedoor.jp/cpiblog00449/archives/51911888.html

そしてシイラの上に乗っていた2本のカマス。
シイラがでかくて気づかなかったのですが、まるまる太ったいい大きさでした。

朝からの一大イベントでしたが、昼にはめでたくシイラの刺身とカマスの塩焼きにありつけました。


ところが本日のイベントはこれだけにとどまらず。
夕方、
玄関の戸を開けて「おーい。」と呼ぶ声。
今度は大家さんがいか釣りに誘いに来たのでした。

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竿もエギも常備してあるので早速舟に乗り込みます。
舟の水槽には験を担ぐために小さいアオリイカが入っていました。
ヒラヒラ

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海の中まで知り尽くした俺の庭とばかりに今日のポイントを選ぶ大家さんの立野さん。

そして今日は満月。
何かが起りそうな予感、、
は全くしてなかったのですが・・

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今まで釣れたことがない大物が釣れてしまいました。
特大アオリイカ。

えらかった。。(枝雀風)

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昇る満月。

日が沈み月が昇ってきたくらいから釣れだしてきたので、
夜も釣れそうな気配でしたが、
でかいの釣ったので大満足で早々に帰ってきたのでした。

夕飯はイカの刺身に、ゲソ焼き、シイラのムニエルを楽しみました。
そして明日はシイラの漬け丼に、あら炊きの予定。

本日の大物の一日でした。




10月16日、17日に開催されたのとじま手まつり。
お天気にも恵まれ、過去最高の来場者で賑わいました。
公式発表は2日間で8000人!
Weランドのだだっ広い芝生広場が、手まつりを始めた1、2年目はやけに広く感じたものですが、人で埋まっているのをみると感慨深いものがありました。

といいつつ、私は今年も恒例の飲食ブースで汗だくでした。
某キャンプ場管理人さん家族と陶房独歩炎さん家族と一緒に「どっぽランド室」で出店。
今年は炭火で焼く"肉巻きおにぎり"と"いしり焼き鳥"をしたのですが、、
2日間ともお昼には行列ができその後2時間で完売・・
炭の前での作業に疲れ、あんまり他のクラフトブースを見る余裕がなかったと撮った写真を見て気づきました。

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こんなにのんびりしている人達もいたのに・・

ともかく、一応主催する側の1人として無事終わってほっとしております。

会場の様子は手まつり公式ページにアップされていますのでご覧ください。

http://www.tematsuri.com/cat17/2010_3.html





普段商品開発のお手伝いをさせて頂いている時計メーカー、タカタレムノスから2つの新商品のお知らせ。
どちらも木という題材を扱った形の時計ですが、その表情はそれぞれに個性的です。

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安積朋子さんがデザインした「cube」。
木のブロックを模したアルミ鋳物による製造ですが、今までのアルミ鋳物というイメージを感じさせない、暖かみのある商品になりました。
商品の印象は柔らかいですが、製造方法はとっても頑固。
キューブの6面すべてに杉の木目を模した凹凸が入り、尚かつ中は空洞で鋳造には中子(なかご)という別パーツが必要となります。
とにかくこの形状をアルミ鋳物でつくるのはとっても難しいのです・・
製造している鋳物の型をご紹介(していいのかな?ダメだったら言ってください・・)。

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まるでピラミッドのように砂の型に埋め込まれた「cube」の型。
木目の一本一本が上下の型からスムーズに外れるような傾斜をつくってあるのです。
自然の木の木目は当然そんな鋳物の都合を考えた傾斜はついていません。
なので、すべての木目を鋳物の型に合わせた傾斜を付けながら再現することに・・
塗装もしてあるのでぱっと見はアルミでできているとは分からないかも知れません。

cube
http://blog.lemnos.jp/?eid=97111


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そして五十嵐久枝さんデザインによる「cake」
厚みのある無垢のタモ材をくり抜いて時計の枠にした、とても贅沢な時計です。
思わず手に取りたくなる木の表情はオイルフィニッシュならではのもの。
今までの商品開発の中では、塗装行程の手間や、汚れに対する消費者の認識の違い等、つくり手や売り場の都合から避けられてきたオイルフィニッシュですが、常に木を生かしたデザインをされる五十嵐さんのお陰で、従来のやり方から一歩踏み出すことのできた時計です。

cake
http://blog.lemnos.jp/?eid=97108


お二人のそれぞれの「木」の時計。
是非お店で手にとってみてください。




誰のためのデザイン?--認知科学者のデザイン原論
ドナルド・A. ノーマン (著)






来週末16,17日に行われるイベント「のとじま手まつり」のプレイベントを行いました。
当日の本部と子供達の体験ブースに使用するための竹ドーム、スター★ドームの制作です。

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まずは切り出した竹をダンプで運びました。7m弱の真竹。
ロープ一本で竹をしっかり固定する某キャンプ場の管理人さんの技。勉強になります。

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スター★ドーム公式ページで購入した「孟宗竹用竹割器」の威力。
公式スター★ドームは孟宗竹で作るんですね。。

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竹の絨毯。墨入れして、連結していきます。

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あっという間にお昼。
一部のメンバーがドームづくりよりも力をかけて作った流しそうめんです。
能登島のカフェ「なごみ茶屋」の白山さんが作ってくれたそうめんと新米おにぎり、しばたけのお汁を頂きました。

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子供達も大喜びの流しそうめん。

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ロン・ミュエックの作品?ではなくスター★ドームの模型に捕われたうちの関取。
模型は高畑圭介さんが作ってくれたものです。

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気を取り直して組み立て作業。
前回試作した時には竹が割けてしまったのですが、今回は慎重に。

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今回のドームはでかい!です。
円周24m、中心の高さ3.8m。

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今回は欲張って2個も制作してしまいました。
皆様お疲れさまです。
手まつり最終日には2個のドームをくっつけてスター★ボールにしてWeランドの芝生広場に転がして遊びたいなあ・・


来週16,17日は全国から80組のクリエイターが能登島に集結するイベント。
クリエイターズマーケット2010のとじま手まつり
に是非遊びにきてください!

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宇宙船地球号操縦マニュアル (ちくま学芸文庫)
バックミンスター フラー (著)





2010年10月 8日

脱穀

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稲刈りも大変ですが、なにげにかなり大変なのが脱穀の作業。
今年は天気がコロコロと変わる中、雨の合間の晴れの日に急遽作業を決めました。

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藁をまとめる為の藁で作る縄。
ばあちゃんがその場で作ってきます。
毎年作り方を習うのですが、毎年しっかり忘れています・・体で覚えねば。

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ハザ干ししていた田んぼから脱穀作業を行う納屋まで軽トラで稲を運びました。
軽トラ満杯に載せて2往復。

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ばあちゃん達とアイスクリームでしばし休憩。
接待はうちの関取。

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作業再開。
まとめた稲の束を手で直接コンバインにかけて穂から実を外します。
藁の束は一部保管して来年の稲刈りに使用します。

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実を籾殻をはずす機械にかけると玄米になってでてきます。
機械の主は大家さんのじいちゃんです。
今年は30Kg6袋と26Kg、昨年よりは若干少なかったですが上出来。
籾殻はまとめて畑にもっていき肥やしにします。

ところで我が家は現在、米は玄米で保存していますが、時間が経つにつれて味が落ちていくのは避けられません。知り合いの農家の方は籾殻を取らずに保管しておいて、食べる前に籾から擦る"今擦り米"を食べておられましたが、籾スリから精米まで一気にできる家庭用の脱穀精米機なんてあったら即欲しいんですけど・・

もしくは自宅用だけであれば昔のやり方で唐簑で籾殻を外して精米機だけなら家庭用のものを使えばいいか、
いかにこの新米の味を長持ちさせられるかと思うのです。




究極の田んぼ
岩澤信夫





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