先週末に行ってきました。七尾のお祭り青柏祭。
能登にきてこのお祭りの曳山を初めて見た時にはでかさに度肝を抜かれました。
人のせいよりも大きい車輪。
この山の組み立てられ方も尋常じゃありません。車輪の側面、よく見ると千切りで何パーツもの木が組み合わせられて完全な丸になるように作られています。そんな部材どうしが、藤つるで作ったロープでねじ締めて固定されています。釘等はいっさい使っていないとのこと・・祭りを行うことで継承されていく技術も目の当たりにすることができました。
掛けられている車輪留めもすべて専用に作られたもの、一度走り出した山車を止めるというのも命がけですね・・。
山車の上部には歌舞伎の名場面が等身大の人形で作られています。
この山車が三台も3日間七尾の町を曳き回されるお祭り。
室町時代から続いていて、重要無形民俗文化財だそうです。