2016年9月12日

バインダー+脱穀機

田植えを間近に控えてバインダーと脱穀機が能登デザイン室にやってきました。

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バインダーは以前も使用したことのある機種。
今の田んぼをやり始めてからは初めての使用になります。
そして、レトロな足踏み脱穀機。
2台とも農家で猟師の谷口くんにお借りしてきました。

機械を借りに行った当日、山の麓の待ち合わせ場所に着くと、
ちょうど罠にイノシシがかかっていました。なんと6頭も!

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1頭持ってく?と言われましたが、今回は遠慮しておきました。
谷口くんの子供も保育園に行かず、見に来てたみたい。

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一昔前の足踏みタイプの脱穀機はまだ試したことがありません。
果たしてどんなふうにお米が脱穀できるのか、新しい道具を使うのは楽しみです。
しかしこれで人に頼ることなくハザ干しした稲を自分のスケジュールで脱穀することができます。

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木のドラムにしっかりと据え付けられた針金で稲を叩き飛ばす仕組みです。
使ってみての報告はまた今度。


株式会社タカタレムノスから掛時計「THOMSON PAPER (トムソン ペーパー)」の発売が開始されました。

THOMSON PAPER は、文字盤にマーメイドという名前の紙を使用しています。
マーメイド・リップル(人魚の住む海のさざ波)と呼ばれる穏やかな波のような風合いを持つ紙で、
時計の枠に使用しているプライウッド、針に使用しているタモ材との質感がコントラストを生んでいます。

また、文字盤はパズル製作するための特別なトムソン加工の機械で製作していて
型によって打ち抜かれた数字の輪郭は、表面張力のように僅かに丸みを帯びた
角を持ち、数字の中に柔らかな影を落とします。

素材の風合いを活かし、文字盤に立体感が生まれることで、時間を伝えるモノと
しての機能が高められています。

※マーメイドは株式会社竹尾の登録商標です。

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この時計の文字盤は、厚紙を打ち抜いてパズルを製作するための特別なトムソン加工の機械で製作しています。
トムソン加工とは、薄い鋼の刃物を曲げて木の板に固定したトムソン型という型を用いて、紙や木材を複雑な
形状に打ち抜くことができる加工技術です。
この型によって打ち抜かれた数字の輪郭は、加工時の圧力によって表面張力のように僅かに丸みを帯びた角を
持ち、打ち抜かれた文字盤の数字に柔らかな影を落とします。

素材の風合いを活かして、文字盤に立体感が生まれることで、
時間を伝えるモノとしての機能が高められています。

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/THOMSON PAPER トムソンペーパー/

NY16-09
サイズ:φ305×d52mm
重量 :830g
素材 :プライウッド、紙、ガラス
価格 :¥10,000+税

この商品をオンラインストアで見る→

2016年8月16日

里山交流イベント

8月15日のお盆真っ最中。
志賀町の里山で交流イベントのお手伝いに行って来ました。
数ヶ月前から、志賀町にある古民家を拠点に里山子育ての会が立ち上がり、そのお手伝いをしています。
拠点の古民家があるのは日下田というわずか10件程の世帯しかない集落。
小さな子供は住んでいません。
この集落に子どもの声が響き渡るように、そして親子で里山の中で伸び伸び過ごせるように、という目的ではじめた活動です。
今回は、お盆の帰省時期に合わせて、この集落や周辺の集落のお孫さん等にも参加してもらえたらということで交流イベントを開催しました。
今回のメインは竹の流しそうめん。そして竹の水鉄砲。
竹の流しそうめんは、隣の集落で農家民宿を営む「古民家こずえ」のお父さんが、大学生を連れて山に竹を切りに行き、長さ役20mくらいの素晴らしいものがセッティングされていました。つなぎ目には花を飾ってあるところも粋です。
竹の器をサンドペーパーで磨き、流しそうめんが始める時には子どもたちは目を輝かせて竹の前にスタンバイ。

流しそうめんの準備中に、大学生のお姉さん達に連れられて、集落に繰り出す子どもたち。

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帰省中のお孫さん達がいるという情報を事前にキャッチし、お誘いに出かけてきました。
そしたら、一組の親子が参加してくれたので大成功!

お友達も増えて、いよいよ流しそうめんの開始!
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次から次へと流れて来るそうめん、トマト、ぶどうに大忙し。
前の方でスタンバイする子、後ろの方にゆっくり座って食べる子、個性が出ます(笑)
途中大人と交替予定が、いくら食べてもどかない子どもたち。
結局最後まで子どもたちは居座り、大人は遠慮気味に少しだけ食べました。

昼食後には竹の水鉄砲作りの開始。
のこぎり等を使うので、しっかり話を聞くようにと最初に釘を打たれ、講師の話をしっかり聞く子どもたち。
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完成後、子どもたちは大喜びで水鉄砲で遊んでいました。
おかげで服がびちゃびちゃの子どもも。
里山の古民家とその周辺で夏を満喫の子どもたち。

番外編その1はスイカ割り。盛り上がりました。 DSC01344.jpg
スイカ割りは中々難しいですね。
3周目くらいで目隠し無しでやりましたが、マンガのようにパカッと割れることはなく、どちらかというと潰れてしまいました。それでも、ダイナミックにスイカにかぶりついていました。

番外編その2はかき氷。
近所の人が所有しているという業務用かき氷器を借りてきて、本格的なかき氷です!
古民家の縁側で食べるかき氷。日本の夏!です。
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里山子育ての会は、まだまだ始まったばっかりの活動なのですが、こんな素敵な環境で時々親子で集まっています。
ホームページも製作中ですので、出来上がりましたらまたお知らせします!

2016年8月 8日

琉球ガラス洗い出し

現在店舗の内装工事をしている物件の店先の土間の仕上げに、
琉球ガラスの洗い出し仕上げを行いました。

というのもそのお店は沖縄の雑貨を扱うことになるお店。
琉球ガラスの品々も販売されることになります。
そこで沖縄のガラス工房の方に相談して、制作の途中ででる破片や、
割れたガラスなどを分けていただくことになりました。

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特徴的な泡ガラス、青や赤の色合いがとても綺麗です。

この破片をモルタルに混ぜ込んでいきます。

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量はセメント70Kgに対しガラス15kgほど。

左官屋さんは均一に洗い出しを行うには50Kgに対し20Kgほど必要ではないかとおっしゃっていました。
今回はガラスの量を少し控えめに、まばらになるように量を減らしてみました。

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しっかりと混ぜ込んでガラスがほぼ見えなくなりました。

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コテで下地の上に20mmほどの厚みで塗っていきます。

最初にガラスなしのモルタルを10mm塗っておき、半乾きの上にガラス入りのモルタルを塗りつけ、
上からコテで抑え、しっかりと食い込ませます。

夏の暑い日差しの中、直射日光があたりすぐに乾燥していく場所と、日陰でなかなか乾燥しない場所があるので、
時間差をつけながら左官屋さんは仕上げていきます。

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ある程度乾いてきた状態で、頃合いを見計り、表面のモルタルを水をかけながら洗い流します。
すぐ前の道路に流すわけにはいかないので、スポンジでふき取り、バケツに移す作業を繰り返します。

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全体を均一に仕上げるのは至難の技です。
黒澤Tシャツを着た左官屋さんが真夏の暑い日差しを浴びながら、
土と一心不乱に対峙している姿が印象的でした。

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洗い出しが終わり、ガラスの破片がちらちらと見えています。
乾いてどんな表情を見せてくれるのか、とても楽しみです。

2016年7月30日

鉢伏山

少し前のことですが、奥能登にある鉢伏山に行ってきました。
標高544mと低い山ながら、山頂にはブナの原生林が残る貴重な山ということを聞き、
車でドライブがてら山頂を目指しました。

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道すがら能登町の当目地区は山間の田んぼの風景が続きとても綺麗です。

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鉢伏山山頂付近に視界の開けた場所がありました。
右奥に見えるのが能登島。
こうしてみると改めて能登半島は大部分山で覆われているのが分かりますね。

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山頂へは車を降り、ブナの林を中を歩いて登ります。

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ちょっとした小道がついているだけで植物をかき分けて林の中を散策。

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小川が流れている場所も見つけたり、水が冷たくてとても気持ちのいい場所でした。
まだまだ能登には秘境がいっぱいありそうです。

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