某キャンプ場で行なわれた恒例の宴。
孟宗竹のタケノコも終わってしばらくたったこの頃、油断していると今度は真竹のタケノコがにょきにょきとはえてきて、放っておくとまったく始末に負えなくなります。 それでも悪いことばかりでもありません。
宴の前、竹林の周りから顔を出しているタケノコの中から、なるべく太くて短いものを見つけて根元から折って採ってきます。それをそのまま炭の上にのせてしばしビールを啜って待つ。
たまに根元の芯の部分を触って、柔らかくなっていたら出来上がり。
皮を剥いて塩をふって根元からかぶりつくのがマナーです。
鮎は手取川産。
食にうるさいこの会の面々、気づくと15cm以下のものしか食べない人がいたり(魯山人が言ったそうです)、
頭の骨を皿に残していたりすると怒られるので気が抜けません。
気づくと海にはイカ釣り漁船の光が夜空を明るく照らしておりました。