頂き物のオリーブオイルとバルサミコ酢。
オリーブオイルはなんと小豆島産、知らなかったのですが小豆島はオリーブの栽培が盛んなのだそうです。
バルサミコ酢はイタリアの友人が持って来てくれたもの。
イタリアに住んで間もない頃、不思議に思ったのはサラダのドレッシングの種類がほとんど売っていなかったことでした。レストランや家庭でも食事の時は必ずと言っていいほどサラダがでてくるのですが、その食べ方は唯一、オリーブオイルとバルサミコ酢と塩と胡椒だけです。人によって酢を少ししかいれなかったり、胡椒は抜いたりと和え方にはこだわりが見られたのですが、和えるものは頑にこの4種類のみ。
一方日本では数えきれない数のドレッシングがスーパーの棚には売っていますよね。
毎回違う味を試してみたくなったり、ドレッシングに限らずですが何にでも味のバリエーションをつくって、違う楽しみを味わうのが日本流?
そんなことを思い出しつつ、しばらく忘れていたオリーブオイルとバルサミコ酢でサラダを食べてみたのですが、オリーブの香りがとても良かったこともありますが、なにより野菜の味が強く感じられたことに感動しました。
そういえばイタリアの野菜はどれも味が濃くて美味しいなあと思っていたのですが、実はこの食べ方が野菜の味を引き立てていたのかもしれません。
日本のドレッシング、胡麻ドレッシングなんかそれだけでうまくて、何にかけても美味しいのですが、野菜本来の滋味を味わうという感じではないですね。イタリアではドレッシングの味を変えるのではなく、常に同じオリーブオイルとバルサミコ酢をかけて食べることで、逆に季節によって変化していく野菜自体の味の変化を楽しんでいるのかなあとも思えてきました。
前置きが長くなりましたが、実は今回doppoの新商品
サラダボウルのご紹介でした。
粉引きの温かみのある白色が野菜の色を引き立てます。
ゆったりとした形状のサラダボウル、是非オリーブオイルとバルサミコ酢を和えて試してみてください。