ちょっと前のことになりますが、
「
のとじま手まつり」のプレイベント、ハエタタキづくりに参加してきました。
能登島の在所、二穴(ふたあな)に住む手まつりメンバーの米田さん主催による、
講師は同じ在所内のご親戚、米田さんのおじいちゃんおばあちゃん。
材料は、能登島にぽつぽつと生えているシュロの葉っぱ。
昔は何かのためにシュロを植えていたと誰かから聞いた覚えがありますが・・忘れました。
このシュロの葉っぱを繊維にそって割いていきます。
慣れた手つきのおばあちゃん。
繊維の固い部分を中に残して割いていかなければならないのでなかなか気を使います。
すべて裂き終わった後、麻ひもを端に括り付けて、交互に縛っていきます。
この縛り方、唐辛子をわらで編むのも、葦のすだれを編むのも一緒だそうです。
慣れない僕らはどうしても緩くなってしまうのですが、じいちゃんはこの時点で二つ目を作り始めていました。
中心側と外側の二列をきつく編みます。
暫くすると乾燥して葉っぱがやせて空いてしまうので、その時点でまた編み直してもよいとのこと。
先端を切りそろえて出来上がり!
こちらはメンバーの米田さんのもの、かなりいい出来映えです。
実はこの後おばあちゃん手作りのところてんを頂きました。
米田さんのおばあちゃんはところてん作りの名人としても島では有名なのです。
そしておじいちゃんはナマコ曳きの名人。
次回はところてんとナマコ曳きも習わねば・・
米田さん、おじいちゃんおばあちゃんどうもありがとうございました!