2011年5月17日

ニワトコ

金沢に新しくできたお店、ニワトコに行ってきました。
先日建築家のはっぱさんの所に行ったらお昼ご飯を誘われましたところ、偶然にも常々行ってみたいと思っていたこのお店でした。

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  • その日の定食のメインディッシュ、「葉玉葱とゴマの豆腐の揚げ出し」。
    はっぱさんが感激しすぎて、なんとなくおいしいと言いそびれてしまいました・・
    が、めちゃくちゃおいしかった。

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    ニワトコとは植物の名前だそうです。
    食後にはその植物から作ったというニワトコジュースも頂きました。

    このお店の店主のオザキユキコさんに"乙女の金沢 春ららら市"で偶然にもカッコー時計を気に入って頂き、お店に飾って頂いております。(奥に見える四角い木の箱がそれ)
    開店祝いにと、わざわざ能登島まで取りに来て頂いたのがなんとコラボンさんとあうん堂さん、皆さん繋がってるんですね〜。

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    金沢に行った時には寄りたいお店がまた増えました。
    夕方からはホットケーキタイムがあるそうですよ。

    食事・喫茶 ニワトコ




    私の住んでいる在所、能登島えの目町の寄り合いに在住4年目にして初めて出席してきました。
    日曜日の午後4時。

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    大家さんに連れ立って在所の集会所に到着し、玄関横の小部屋の襖を開けると、皆さん肩を寄せ合わせて座っていました。私も大家さんにくっついて場所を詰めてもらい座につきました。
    正面に座っているのは町会長と役員の方々、会計報告から始まり粛々と会は進んでいきます。 寄り合いに出席しているのは家長の方々、つまり皆さんかなりのご年輩です。多分私が一番若くて(一応家長ですが・・)その次にひとり40手前の方、ほとんどは50から70くらいの年齢層(ほとんど男性、若干の女性)でした。

    諸々の報告も一通り終わった折、ひとりの方が田んぼ周辺の維持管理を在所の皆でしてもらいたいという要望をだしました。それまでの議論では、昨今では田んぼをする家も減り、どうやら今年度から土地を維持するための補助金もでなくなり、それぞれの家が土地を完全に自分達の負担で維持していかなくてはいけない状況になりそうだという主旨のようでした。
    それに対して皆てんでに意見を言っていきます。皆に対して言っている人もいれば、隣の人とあれこれしゃべる人、ひとしきりがやがやとなり、その都度町会長や他の人がまとめる意見を述べたりもしていました。
    結局その場で結論を出すことはせず、また話し合うということになったようです。

    そんなやりとりを見ていて、宮本常一が書いていた対馬の伊奈の村の寄り合いの話を思い出した。
    伊奈の村ではとりきめを行う場合にはみんなの納得がいくまで何日でも話し合うというもの。2,3日協議が続く時もあり、その間村人は用事があれば家に帰ることもあり、また戻ってきて協議に参加していたという、何とものんびりとした習慣だったそうだ。
    そんな例があるところなどをみると、問題に無理矢理決着を着けず、とりあえず先延ばしにするということも日本人の一つの智慧なのかとも思えてきます。

    えの目の寄り合いは程なく終わりということになり、この後食事ということになりました。 集会所の奥には広い大広間があるのですが、皆ぞろぞろとそちらに移動して(宴会のために大広間はとってあったんですね。)宴会の始まり。

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    こんな感じ。
    お酒がまわり皆さんいい顔で食べて飲んで。
    食事はえの目の大きな網元さん達の差し入れのお魚。
    新鮮な鱈、いか、ナマコ。

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    こちらクジラの皮らへん。酢みそで和えて食べると絶品でした。
    赤身もありましたが漁師さんにはこちらの方が人気のようでした。

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    鱈のみそ汁。
    これまたしゅとう(鱈の胃袋)がうまい。

    このお汁の碗は「べんざら(皿)」といって、この辺りでは通常魚のお汁を盛りつけるのに使います。 魚が丸ごと入ることの多い漁師さんのお汁にうってつけの形状ですね。

    おじさん達のえの目弁に付いていくにはまだまだ修行が足りない感じでしたが・・
    なかなか貴重で美味しい経験をさせて頂きました。



    忘れられた日本人 (岩波文庫)





    2011年1月31日

    雪のえの目

    週末の大雪があけて久々の晴れ間にえの目の在所を散歩してみました。



    人気のない通り、犬が一匹向こうから。

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    海にでるとテトラも真っ白。

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    左向こうは奥能登、向こうはまだ降ってそうです。

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    海からの目印の木、何の木でしょう。

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    枝の中にはいろんな鳥が巣を作ってヒナが鳴いていました。

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    鰀目漁港の網置き場。

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    停泊する舟。

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    椿の花が咲きだしていました。

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    家の屋根に溜まった雪からでっかいつららが。

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    かわいいイワシの干物。
    下には猫の足跡がありましたがまだ無事でした。



    doppoのブログにも書いたのですが(たまに代書やをしております・・)、
    山代のいろは草庵というところに行ってきました。

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    平日の朝ということもあり、他に客もおらずゆっくりすることができました。

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    新設されたらしい休憩スペースから、庭を見ながらのんびり。

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    この炭は何の為に置いてあるものなのでしょう・・

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    真ん中以外は砂利を敷いてある囲炉裏。

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    雨でほとんど散ってしまった紅葉ですが、石畳の上も奇麗。





    職人が語る「木の技」 (建築ライブラリー)
    安藤邦広(著)

    木とともに生きる職人さん達の、普段耳にすることができない生の声、木を扱う術の数々。
    木を知りたい人必見です。



    2010年11月20日

    ほっかむり

    鰀目の在所で朝起きるのが一番遅いと自負している私ですが、
    昨日はなぜか夜明け前に目が覚め、在所を散歩してみました。

    そして、漁港で漁から帰ってきたであろう人を見つけました。
    前にまわってみると・・

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    大家さんのおじいさんでした。

    皆さんこのほっかむりをしているので後ろからでは誰だか分からないのです。

    そしてそういえばこちらは、大家さん(おじいさんの息子さん)。

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    この夏テングサを一緒に採りに行ったときに舟を走らせる大家さん。
    やはり舟の上ではほっかむりでしたね。




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