ストーブには煙突が大切。

エアーハンマー工法という深井戸の掘削工法です。
岩石を破砕掘削するビットの形状。



大量の重機が敷地に運ばれてきました。想像以上の大工事。



コンプレッサーでエアーと水を送り込み、切削した土砂を吹き上げて掘り進みます。



ø250mmのケーシングパイプも同時に挿入しつつ掘り進むやり方だったのですが、、
予想通り岩盤が固すぎて30mを超えた時点で全く掘れなくなってしまいました。
苦肉の策として、ø150mmのドリルビットだけで掘り進むリスクのある切削方法に変更しました。
作業されていた方もこんなに固いところは掘ったことがないと・・
ドリルビットが欠けてしまって作業の方も苦笑い。



35mぐらいで水脈にぶつかりました。
吹き上げられる水の量で分かるそうです。
水の色も違います。



その後40mを超えたところでも別の水脈。



お茶っ葉を使った簡易的な鉄分の検査。
鉄分が含まれていると水が黒く濁るのだとか・・
どうやら鉄分は大丈夫そうです。
数字は水を取ったところの深さ。



いよいよ水を上げるためのケーシングチューブを挿入します。



水脈のある部分にはストレーナーというスリットが空いた塩ビパイプを差し込みそこから水を管に引き込みます。



最終的には45.5mまで掘りました。
当初の予定では60mまで掘るはずだったのですが。



簡易的なポンプを設置し今度は揚水試験。



100l/分の水は余裕ででていました。
水は出てくれたのであとは飲用の検査にパスすればめでたく井戸完成です。
どんな味がするか、この水でご飯を炊いたり、コーヒーを入れるのが楽しみです。