大豆の収穫の続き。
仲間と収穫した大豆。
せっせともぎ取った大豆を、知り合いの納屋の中で感想させてもらう事10日程。
一方、もぎ取れなかったものは、通りかかった地元のおばちゃんの声に耳を傾けやはりハザ干し。
空き家になっている軒先で干場を作って乾燥を試みました。
ところが、
11月下旬のいわゆる「鰤おこし」シーズン。
毎日雷がゴロゴロ、雨がザーザー、時には虹がキラリ。
そんなめちゃくちゃな天気の中、納屋の中の大豆も軒先の大豆も全く乾きません。
しびれを切らせ、今度はさやから豆を獲って豆を乾燥させちゃえ!という強引な手段まで使い、今度はもくもくとさやから生豆取り。その大部分はすでに雨で腐っている有様。
それでもボールに少し収穫出来満足しているのも束の間。
日に日に豆からカビが。。。。。
同時に軒先の大豆もウエットなまま。
もう、今年の大豆はあきらめた。
散々時間をかけた割には乾かせない(涙)
そう思いつつ、とりあえず一部の大豆を自宅に持って帰り、玄関横でさらにハザ干し。
豆が乾かないせいか、しばらくは大豆の事を考えたくないせいか、この大豆は結局年明けて1月も後半までこのまま居座るカタチに。そして、雨や雪にも多少あたりながらも、1月終わりには結構乾いて来ている!
いよいよその時がやってくるのです。
登場したのは何年も前にどこかの納屋から頂いて来た一つの道具。
そうだ、これこそが豆を叩くものに違いない。
虫食いもこのさい気にしせずに、豆を叩いてみました。
すると、豆がぴょんぴょん飛び出して来ます。
次に登場するのがコチラ。
これまた、昨秋に倉庫に眠っていたものを頂きました。
上から豆と殻を入れる。
ハンドルを回すと
横から殻が見事に飛んでいきます。
その結果、
こんな風になりました。
殻は完全にとれないので、この先は手作業で。
思いかけぬところから始まった大豆作り。(正確に言うとやったのは収穫のみ)
本当に大変さを痛感した一連の収穫作業でした。
でも、またチャレンジします。
そう、今度は植えるところから。
どうぞ、お楽しみに!
(chie taguchi)
コメントする