自家製藁2年分で作ってもらった畳床。
今度は畳表の作業です。
今回畳の制作をお願いしたのは、七尾市内にある松本製畳さん。
私達の、無謀な藁持込み計画を心良く承諾してくれた、好奇心溢れる畳屋さんです。
そして、畳表もせっかくなので手縫いしましょう!というご提案を頂き、さらには家族全員で縫ってみませんか?というお話も。
松本製畳さんでも、今では手縫いをすることはほとんどないそう。
そのため、職人学校でその技術の習得をしているのだとか。
まずは、畳床のサイズを切り揃えます。
畳表となる国産い草に、しっかりと折り目を付けていきます。
畳表を畳床にのせ、仮止め。
そして、縫う作業が始まります。
畳床は藁がかなり圧縮されて出来ている為、とっても堅いのです。
そこで、こんな道具がありました。
太い針と、手の平に梁が食い込まない為のクッション。
これを使ってまずは四隅から縫い始めます。
そこを、私達家族がさせて頂きました。
子供達と。
職人さんの指導のもと、父親が縫い、長男が叩く。
次男は見るだけ。
かなり大変な作業の、ほんの一部だけを手伝わせて頂きました。
とても良い記念。
この畳が工事の大詰めに現場にやってくるのです。
道具に惚れ惚れ。