今年は7月には雨が降らずからからに乾き水不足に悩まされた田んぼですが、
この時期は例年になく、連日雨天に見舞われて参っています。
稲刈り時期はぬかるんだ田んぼはコンバインが入りずらく、湿った稲はコンバインには大敵なので晴れの日が続くのが望ましいのです。島を車で走れば、少ない晴れの日を逃すまいと島中の農家さんががんばって稲刈りをしているのが目につきます。
それでもなんとか穂をたれて、重みで地面に倒れてしまっている稲もある我が家の田んぼです。
箱名の田んぼは今年は手が回らず、藤井さんのコンバインで一緒に刈って頂くことにしました。一度機械で刈ったら後戻りできんぞと脅されましたが、来年はきっとハザ干しにしようと現時点では宣言しておこうと思います。
コンバインの運転も簡単な田んぼで練習させてもらいました。 無心に稲のラインをなぞってコンバインにお米を収穫させていくのは昔のゲームパックマンのよう、コンバインに座って上から眺める棚田も長閑でなかなか気持ちがいいものです。
最新のコンバインではないので、一袋ずつ収穫した米を軽トラに積み直して乾燥機に運びます。今年の収穫量は7俵(30Kgで14袋)でした。今までしていらした田んぼの持ち主の方の最高は8俵ということなので、まだまだ精進が必要です。
実は一通り藤井さんの田んぼを刈った後、最後に入った我が家の田んぼでコンバインがなんと故障してしまいました。故障の原因が分からず暫く立ち往生していたところ、周りで刈っていた藤井さんの知り合いの方がいっぱい集まって来て、みんなでコンバインの分解修理が始まりました。
結果的にすぐに直る故障でないことが分かり、機械は整備工場行きとなったのですが、残っていた稲も知り合いの方の一人が馬力のあるコンバインで刈ってくださいました。困った時はよってたかって助けてくれる、互助精神溢れる島の方々に感謝です。
さて、今来ている台風が過ぎたら、いよいよえの目の田んぼの稲刈り、ハザ干しです。
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