2012年5月30日

田んぼ草刈り

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田植えから3週間ほど、田んぼの中の藻と畦の草の成長が著しい。
ここ最近雨も降らず、水も少なくなってきました。

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足跡に残るわずかな水にひしめくオタマジャクシ。

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通りがかったおばちゃんによると「よばい草」と呼ぶらしい。
夜に畦から這うように田んぼの中にのびて根をはっていくかららしい、繁殖力が尋常でなく非常に厄介な草。
田んぼをはじめた年、この草を放っておいて稲刈りを迎えたら稲が刈りづらくてしょうがなかった覚えがあります。
だからといって稲がならなかった訳ではなかったのですが、やはり草を放っておくとその分田の養分をとられるということがあるのだろうか・・。
それに体裁が悪いということを地元の人は一番に気にしているようです。
僕はなまぐさなので雑草が生えようが、若干収穫量が減ろうがあまり気にならない性質なのですが、、
それでも最近は頻繁に田んぼに行って水の量をみたり、ついでに雑草を引っこ抜いたりしているうちに不思議と田んぼと稲に愛着のようなものが湧いてくるのです。

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愛用している鎌。
知り合いに頼んで送ってもらった、刃物の産地新潟の燕で作られた手打ちのもの。
刃の方は申し分ないのですが、長時間の使用をするには柄の形状がいまいちだと感じています。シンプルに丸い棒を使った、一見持ちやすいものなのですが、作業をしているとすぐに握力がなくなって手首が疲れてきます。
握りの部分と、柄に若干の角度がついていたらもっと使いやすいだろうにと思いました。
そこまでの使い心地を求めるとなると、やはり工業製品では作りきれないでしょう。
田んぼをならす道具「たいぶり」でも感じましたが、自分に一番合う道具は自分で作るしかないのだと思います。



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