2010年6月 7日

大哺乳類展 陸のなかまたち

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上野の国立科学博物館の企画大哺乳類展 陸のなかまたちに行ってきました。

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様々な動物の骨の形の奇麗さに目を奪われましたが、
興味深かったのは哺乳類という生き物の枠組みがどういう特徴によって決まっているかということと、その中でそれぞれの動物がとってきた生存戦略としての体の特徴の違い。
哺乳類に共通することとして、鼓膜の振動を内耳に伝える鐙(アブミ)骨・砧(キヌタ)骨・槌(ツチ)骨という3つで1セットの耳小骨の存在。
偶蹄類(ウシ、シカ、ヤギ、イノシシ等、蹄が2つに割れている)と奇蹄類(ウマ、サイ、蹄の割数が奇数)とは約6000万年前に同じ祖先から分かれたとされるも現在奇蹄類は全体の10%ほどに衰退しているということ等・・不思議なことがいっぱい。

正直、生物の部分的な特徴と大きな進化の流れの中でのその特徴の役割や位置づけを理解するには全然時間が足りないけれど、漠然と哺乳類全体のマップを感じさせてくれる展示でした。


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