9月24日に行われた曲の秋祭り。 能登島曲に引っ越して3年弱。一年生になった息子が秋祭りで踊らせてもらえることになりました。 そんなことで、お祭りも招待させて頂くことに。初めての踊り子の練習と準備、そして祭りを家に招待する準備。それはそれは大変でした、、、、
祭りの練習は約1ヶ月前から、週5ペースで夜7時半から9時まで。帰ってきたら眠くなる日々。
それでも、楽しいらしく毎日頑張って練習へ。次男も練習が見たくて毎晩せがむ日々。
男の子たちは、青年団のお兄さん(おじさん?)から踊りを習い、女の子達はお囃子の練習。子どもは自分の練習をしながら、上の人たちが踊る様子も目に焼き付けます。お兄さん達もかつての踊り子達。からだに踊りがしっかり染み込んでいるようです。教えるということはまさに芸の伝承なんだと感じました。
そして、いよいよ迎えた祭りの日。
衣装を身にまとった一行は集会場前で記念撮影。海の目の前にある集会場前から祭りのスタート。皆で小高いところにある神社へ移動です。
神社でのお参り、神輿が済んだら踊りが始まります。1年生の同級生と一緒に息子が踊る『ほうねんじゃ』。豊年(ほうねん)じゃ。ということでしょうか。練習とは違い、衣装を身に纏うと表情も少しきりっと見えます。
ほうんねんじゃの後は二本棒、一本棒、ちぇちぇんが、団七等の演目が行われます。
ご一行がアテイエに到着。玄関前の駐車スペースで神輿が舞い、庭の方で獅子舞が舞いました。
ウッドデッキが観客席に。近所や知り合いの子どもやおばちゃん、おじちゃんも集まってきました。
演目の間に、集まった「花(はな)」を読み上げます。
家の中はというと、神輿を担いでいる方々休憩中。
場所は変わり、曲漁港前。ここに来ると枠旗も登場します。そして、「こっぺ」と「はんにゃ」と呼ばれる曲特有の竹を持ったコワい人たちがあらわれ、子どもたちを追いかけ回します。でも、とってもおちゃめなこっぺとはんにゃ。息子達と一緒に踊りました。平常心を失った息子はちょっと踊りを間違う一場面も。
そして、漁港では青年団の方々が円陣を組んでほうねんじゃを踊りました。かつての少年達も今ではすっかりおじさん?ですが、皆あの頃を思い出して踊っていたのでしょうか。これから毎年やってくる祭りシーズンを積み重ねていき、息子達も将来こうやって地域の子どもたちに踊りを教えたり出来るようになるのかなと、未来に思いを馳せるのであります。
兎にも角にも、まだ引っ越して3年で、こうやって地域の活動に入れて頂けるのは本当にありがたいこと。少子化で特に曲地区は男の子の数が少ない中、男の子2人居る我が家としては、少しでも貢献出来るようにして行きたいと思います!
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