和室のクライマックス、畳がいよいよ納入されてきました。
縁なしの畳表、<い草>の表情がとても奇麗で草の匂いがします。
横で縫ってとめた<い草>を裏で束ねてあるのでさらに厚みがあります。
松本製畳の松本さんがこの日の新聞をいろいろ買ってきてくれました。
何年後かに畳を上げた時に当時のことが分かって面白いのだとか。
うちは床もあがっていて湿気もこないので特に外に出して干したりといったメンテナンスは必要がないだろうということでした。下手をすれば5、60年もつということなので生きているうちに畳はあげないのかもしれない・・
そしていよいよ畳。
この畳を入れるのもそう簡単ではありませんでした。
何しろ藁と草でできたものを四角くして並べようというのですから、
ピッタリパズルのようにはいかず、角を叩いたり蹴っ飛ばしたりして全体を調整しながら一枚一枚納まっていきました。
最後の一枚も無事納まり、
無事和室の完成と相成りました。