革工房の真上に天窓がつきました。
天井から降ってくる光はとても明るく、劇的な印象を与えます。
天窓がついた屋根はひときわ高く、天井はアーチ上に張ることでその下にすっぽりと包まれた空間に上から光が落ちてくることになります。
その下には革職人にとって大事な作業をするテーブルがひとつ置かれる予定です。
革工房に大きな革が届き、まず最初にするのは大きな一枚の革から様々な用途を考えて革を切り分けていく大事な作業です。
板前さんのまな板のような、自然の命を頂く、言うなれば神聖な場所。
そんなイメージを持ってこの空間を考えました。
イメージした空間が徐々に出現してくるのを見るのは、
楽しみでもあり、怖くもあります。