いよいよ稲刈り。
借りるはずだったバインダーが故障して使えなくなったので例年通り手刈りです。
友人家族が手伝いにきてくれました。
水はけの良い谷側は地面が乾いていて刈りやすかったです。
藁での縛り方もやればやるほど慣れてきました。
子供達は勝手に遊んでいます。
お兄ちゃんとお姉ちゃんが稲を運ぶお手伝い。
ちょっとづつ戦力になってきたのかな・・
下の子達は邪魔にしかなりません。
今回はハザを掛けるフレームをウッドデッキ材の余りで作ってそこに竹を渡して稲をかけました。
一方山側、こちらはひどい状況でした。
イノシシに踏み荒らされて稲が土にまみれています。
イノシシが入ったところは匂いがついてしまい、お米も食べられないくらいのひどい匂いだそうです。機械で刈ると他の稲にも匂いがうつってしまうくらいひどい事になるそうなのですが、その場では匂いは分かりませんでした。
しかし念のためイノシシが入っていそうなところは全て刈り取るのをやめました。
全体の4分の1から3分の1くらいは刈れませんでした・・
大きい足跡(左上)と小さい足跡(真ん中)。
ウリボウの足跡はハート型で可愛いのですが・・
稲の株はとっても立派に育っていました。
茎は30~40本くらいに分ゲツしています。
今回は手植えで1本づつ植えていったので、1本(籾一粒)が30本になったとしたら、
一本につき100粒の米ができるとすると3000粒!
お米1粒から約ごはん一杯分という事になるのでしょうか!?
稲刈り2日目は事務所のメンバーで作業です。
稲の束をくるっとまわして縛ります。
ハザ掛けは中の風の通りも考えて当初の4列から3列に変更。
約3メートルのハザ掛けが24本分+両端の余剰分。
3メートルに約30束、一束約5株とすると2880株。
イノシシのせいで刈り取る稲が大分減ったので、全体では5000株くらいだったでしょうか。
ハザ掛けの様子。
含水率は19%前後(18.9の9が消えていますが)、晴天が続いていたのでかなり乾いています。
ここから15%まで落としてから脱穀します。
台風が心配の種ですが。
なんとか稲刈りは無事終了です。