2014年2月28日

薪ボイラー

DSC_3027.jpg

我が家の暖房は薪ストーブ、どうせふんだんに薪を集める必要があるならと、給湯熱源にも薪ボイラーを導入してみました。
燃焼室の上に貯湯槽があり、温められた貯湯槽の中を水道の管が通ることで熱交換が行なわれ、お湯が供給されるという仕組み。
貯湯槽は断熱材に囲まれており熱が冷めづらいので一度薪を燃やすとしばらく暖かいお湯が使えます。
薪で温めたお湯だからかは分かりませんが、お風呂もとっても暖まります。

DSC_3031.jpg

燃焼室に送風パイプも装備してあるので、多少生木でもガンガン燃えてくれます。
間伐材が豊富な地域ではとっても経済的で、間伐材を使用することで山の整備の一躍も担える優れもの。

欠点はといえば、火がない時にすぐにお湯がでてこないことでしょうか。
冬の寒い朝、朝食後の皿洗いを想像し、怠け心に負けてついつい小さい灯油ボイラーを並列で付けてしまいました。
結果それはそれで助かっていることではあるのですが、晩に焚いた薪ボイラーの熱が翌朝まで残っていることもあり、30度くらいのお湯がでてきたりするので本当に寒い冬日以外は灯油ボイラーを使うことはないのかなというのが実感。かなりの熱効率の良さを実感しています。

DSC_3034.jpg

完全燃焼なので煙も少なくて気になりません。都会では無理でしょうが・・
不満はといえば、煙突の径がø200で既製の煙突が使用できないこと、既製の煙突も使える大きさにしてしておいてくれれば、断熱二重煙突も使用できてさらに効率が良くできるのに。。

さらにここは井戸水なので、井戸から水をあげるポンプの電源だけでも自前で賄えたら、災害や停電時にもライフラインが確保できると考えているのですが、200Vの電源を確保できるだけの自家発電装置はどうしたら作れるのか、今後リサーチしてみたいと思います。

薪ボイラーを導入したことで島のひょっこり温泉に行く回数が激減したのは経済的には助かりますが、
若干さみしくもあります。


エーテーオー株式会社 ウッドボイラー





2014年2月22日

革工房の天窓

DSC_2979.jpg

革工房の真上に天窓がつきました。
天井から降ってくる光はとても明るく、劇的な印象を与えます。

DSC_2982.jpg

天窓がついた屋根はひときわ高く、天井はアーチ上に張ることでその下にすっぽりと包まれた空間に上から光が落ちてくることになります。
その下には革職人にとって大事な作業をするテーブルがひとつ置かれる予定です。

革工房に大きな革が届き、まず最初にするのは大きな一枚の革から様々な用途を考えて革を切り分けていく大事な作業です。
板前さんのまな板のような、自然の命を頂く、言うなれば神聖な場所。
そんなイメージを持ってこの空間を考えました。

イメージした空間が徐々に出現してくるのを見るのは、
楽しみでもあり、怖くもあります。





2014年2月14日

植木選び


庭木を探しに施主さんと押水グリーンセンターに行ってきました。
能登デザイン室では建物から庭の設計までを一緒に考えて提案させて頂いています。
庭の設計の方は妻の担当なので植物の知識はほぼゼロの私。

DSC_2886.jpg

今回の目当てはシンボルツリーとなるイチョウの木。
5mにもなる木は樹齢20年ほどだそうです。

DSC_2887.jpg

見かけによらずとてもフレンドリーで気さくな社長。
植物のこととても詳しく説明して頂きました。
イチョウはとても強い木で根元から幹を切ってしまっても枯れずに横から脇芽がでてくるのだそうです。
雌雄の判別の仕方、銀杏をとるための木の育て方など普段は知らないことばかり。

DSC_2894.jpg

ソヨゴという木も枝葉のつき方がそれぞれ違います。
注意して見出すと当たり前ですが千差万別、植物との出会いに時間を忘れて広い敷地内を見入ってしまいました。

我が家に植える木も考えながら廻っていたのですが、
いかんせん季節的に花も葉っぱもないものが多く、なかなか植えた後のことを想像するのが難しくもありました。
何回か通って目を慣らす必要がありそうです。






能登デザイン室では、
2/8〜23の期間に開催している「シラス壁全国一斉見学会」に参加しております。
能登デザイン室の事務所兼住宅である「アテイエ」をシラス壁に興味のある方に見学して頂ける期間となっております。
興味のある方は是非ご予約の上お越し下さい。

シラス壁全国一斉見学会の詳細について

アテイエについて


アテイエでは、1F、2Fの内壁に中霧島壁を採用しております。

DSC_2022.jpg

DSC_2246.jpg

DSC_2236.jpg





1